在宅介護サービス代表的5種類の利用方法や注意点を徹底解説!後編

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在宅介護サービスには、様々な種類のサービスがありますが、
自宅でのお世話を頼める介護サービスもあれば、
施設に通ってお世話をしてもらう介護サービスなど、
その他にも、たくさんの在宅介護サービスが、
介護保険制度では用意されています。

ですが、
あまりにも多くの介護サービスが存在しているので、
いざ、介護サービスでお世話を頼みたいと思ったとき、

「いったい、どんなサービスを頼めばいいの?」
「あの介護サービスを頼みたいけど、どうやって頼めばいいの?」

利用してみたけど、
「思っていたサービス内容とはちょっと違うような・・・。」

このようなことにならないために、在宅介護サービスを利用する際の利用方法や、
サービスの内容、サービスを利用する際の注意点などを、
前編(在宅介護サービス代表的5種類の利用方法や注意点を徹底解説!前編)では、
http://kaigojoho.com/homecare-service
ホームヘルパーさん(訪問介護)、デイサービス(通所介護)について解説してきました。

前編からの続きになる、この後編では、
短期間、介護施設のお泊りでお世話を頼むことができる、
ショートステイ(短期入所生活介護)

介護ベッドや、車いすなどの福祉用具をレンタルできる、
福祉用具貸与(ふくしようぐたいよ)

そして、最後に、
ホームヘルパーさんに自宅に来てもらうとこもできて、
デイサービスに通うことも、デイサービスの施設でお泊りを頼むことも、
全て、1箇所の介護事業所でお願いすることができる、
小規模多機能型介護(しょうきぼたきのうがたかいご)

この3つの在宅介護サービスについて、
利用方法や、サービスの内容、
利用する際の注意点などについて詳しく解説していきます。

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出典:無料写真素材 写真AC

 

 

 

 

 

1.お泊りで預けたいとき、頼りになる在宅介護サービスがショートステイ

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介護者さんが、数日間、家を留守にする用事ができた。
体調を崩してしまい、介護をすることが困難になった。
たまには、介護を離れて自分の時間を持ちたい。

そのような事情ができたとき、
特別養護老人ホームや、介護老人保健施設で、
短期間(1泊2日から数日間)預ってもらえる在宅介護サービスが、
ショートステイ(短期入所)という在宅介護サービスです。

家を留守にすることが多いご家族にとっては、
とても便利な在宅介護サービスですし、
数日間でも、高齢者さんを預けることで、
介護者さんの休息を取る時間が持てるといったメリットもあるのが、
この、ショートステイという在宅介護サービスです。

 

1‐1.ショートステイって、どんなお世話をしてくれる介護サービス?

特別養護老人ホームや、介護老人保健施設といった、
介護老人保健施設で1泊2日から、最長30日まで預かってもらえるのが、
ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)という在宅介護サービスです。

特別養護老人ホームとは?
※YOMIURI ONLINEヨミドクターより参照

介護老人保健施設とは?
※YOMIURI ONLINEヨミドクターより参照

普段から高齢者さんが生活している、入所施設で預かってもらえるので、
食事や入浴、排泄のお世話や、リハビリなどの
サービスを提供してる施設もあります。

その他にも、
入所中は、内服薬の管理や体調管理まで行ってくれますし、
入所中に体調不調などがあった場合も、ご家族の了解があれば、
医療機関への通院なども行ってくれます。

入所中、施設で行事などがあれば参加することもできますし、
ご家族の面会なども自由にできます。

 

1‐2.ショートステイを利用する際、絶対に知っておくべき3つの注意点

高齢者さんを数日間でも預かってもらえる、
介護者さんにとってはとてもありがたい在宅介護サービスですが、
このショートステイを利用する際に、必ず中止してほしいことを、3つ解説します。

 

13・連続して利用できるのは、30日まで

何かの事情により、ショートステイを長期間利用されたい場合、
連続して利用できるのは、30日間までとなっています。
要注意!連続利用は30日までです。
※厚生労働省ホームページより参照

これは、介護保険制度で定められていて、
30日を超えて利用された場合には、31日目の利用料金が、
介護保険の対象から外れ、10割負担額の請求となります。

また利用する日数も、
要介護認定の期間の(介護保険証に記載されている、介護認定期間の日数。)
半数を超えてはいけないとされています。
利用日数は原則、要介護認定期間の半数を超えてはなりません。
※かいごDBより参照

 

1—4・要介護認定によって、料金が変わりますのでご注意を!

ショートステイを利用される際には、
要介護度によってと、泊まるお部屋によって料金が変わってきます
ショートステイ料金の1
※福祉ネットあきたより参照

また、特別養護老人ホームに泊まる場合と、
老人保健施設に泊まる場合でも料金は変わってきますので、
ご注意ください。

お泊り料金の違いについて。
特別養護老人ホームの料金と老人保健施設の料金の違い
※福祉ネットあきたより参照

4人部屋を選ぶか、個室を選ぶかによっても料金は変わってきますし、
個室を選んだ際には、個室料がかかるので、
4人部屋に比べて、料金が高めになってきますので、
泊まることになるご本人さんとも事前に相談が必要です。

 

1—5・泊まる予定はお早めに予約してください

ショートステイを利用する際には、
ケアマネジャーさんに利用希望日を伝えることが必須です。

どの施設でも、ショートステイの予約は、
だいたい2~3か月前から取っていますので、

泊まりを利用したい日は、早めに予約を取っておかないと、
いざ、泊まりたいと思ったときには、
どこの施設も空き部屋がなかった。

こんなことにもなりかねませんので、
予約は早めに、ケアマネジャーさんに伝えておきましょう。

その際には、
1・個室に泊まりたいのか。
2・4人部屋に泊まりたいのか。
3・利用期間は何日ぐらいを予定しているのか。

最低でも、この3つは必ず、
ケアマネジャーさんに伝えてください。

 

 

 

2.車いす・手すり・介護ベッドは在宅介護サービスで借りましょう

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「家の玄関の上り降りがツライ・・・。」
「毎朝、布団からの起き上がりに介護が必要になった。」
「病院などに行くとき、車いすが欲しい・・・。」

このようなとき、
車いす購入すると、1台数万円の負担が生じますし、
玄関の段差を解消するために、改修工事などを行うと、
安くても数万円、高くつけば、数十万円の負担が発生する場合もあります。

介護保険制度で、住宅改修や、福祉用具購入の補助を受ければ、
その時は費用を安く抑えることもできますが、補助にも上限がありますから、
その都度補助を受けていると、いずれは自己負担が発生することにもなってしまいます。

福祉用具購入の補助とは?
※ランダルコーポレーション・ホームページより参照

住宅改修工事の補助とは?
※厚生労働省・ホームページより参照

ですが、介護保険制度では、
車いすや手すりを、購入や改修工事などを行わなくとも、
毎月、一定の料金でレンタルすることができるのです。

では、ここからは、
福祉用具のレンタルについて。

そして、福祉用具をレンタルする際の、
注意点などについて解説していきます。

 

2‐1.在宅介護サービスで、どんな福祉用具が借りれるの?

では、福祉用具のレンタル(正式には福祉用具貸与という名称。)では、
どんな福祉用具を、どのくらいの費用で、
レンタルすることができるのかについて解説していきます。

一般的に福祉用具と言えば、
車いすや杖、介護ベッドなどが知られていると思います。

車いすであれば、1か月、
数百円から、高くても1,000円前後でレンタルすることができます。

車いすも、高さや幅、重量も様々な種類があって、
介護用、自走式、屋内用、屋外用まで、
豊富な種類が揃っています。

杖であれば、100円ぐらいからレンタルできますし、
介護ベッドの場合は、マットレスやベッド柵も含めて、1,000円前後が相場です。
福祉用具レンタル料金は、1か月でこのぐらいです。
※有限会社平成メディカル・ホームページより参照

マットレスだけを単独で借りることもできて、
床ずれに悩んでいる方には、床ずれ予防のマットレスもあります。

寝返りが自分ではできない方には、
時間ごとに自動的に寝返りを行ってくれる、
電動式のマットレスもあります。

玄関の段差を上り下りが大変になった方であれば、
玄関用の手すりをレンタルすることで、上り下りを補助することもできます。

手すりには様々な種類があって、
布団を使っている方の起き上がりを補助するものや、
部屋の中や廊下、トイレに置けるものまで、様々な種類が揃っています。

手すりをレンタルする際の費用も、
300円ぐらいから、高くても数百円で1か月レンタルすることができます。

このように、1か月数百円で、
手すりや介護ベッド、車いすまでレンタルすることができる、
とても便利な在宅介護サービスが、福祉用具貸与(ふくしようぐたいよ)という、
介護用品のレンタル介護サービスです。
レンタルできる福祉用具はこのような種類があります。
※フランスベッド株式会社。ホームページより参照

この、福祉用具レンタルの最大のメリットは、
なんといっても、購入に比べて、
費用を安く抑えることができることです。

そして、レンタルなので、
気に入らなければすぐに返品することもでき、
また、汚れた場合や、ちょっとした故障(故意でない場合)であれば、
業者さんが無償で修理や交換を行ってくれます。

レンタル開始の前には、
使う方の目的や体のサイズに合ったものを複数用意してくれて、
専門業者の目からみて、その方にあったものを選んでくれますので、
購入を考える前に、ケアマネジャーさんに相談してみて、
買う前に、借りて試してみる方が、費用の面でお得であると思います。

 

2‐2.福祉用具レンタルを利用するときの注意点

購入に比べ、費用も安く抑えることができて、
修理や交換も無償で行ってくれる。

良いことだらけのように聞こえる、
福祉用具のレンタルサービスですが、
やはり、この介護サービスにも、
絶対に知っておいてほしい注意点が3つあります。

 

2‐3・レンタル対象外になっている福祉用具もある

介護ベッドや車いすなどは、
要支援1・要支援2・要介護1・要介護2に認定された方は、
原則、介護保険でのレンタルができません。

ただし、原則であって、
介護度の軽い方でも、ケアマネジャーさんに必要であることを訴え、
市区町村によって手続きは違いますが、申請をすることによって、
レンタルが可能になる場合もあります。
介護度が軽い方がレンタルできない福祉用具はこれ!
※福祉用具レンタルさいわい・ホームページより参照

介護ベッドを借りるための申請方法はこんな方法です。
※横浜市ホームページより参照

また、直接肌に触れる福祉用具である、
入浴に使う用具や、便座などはレンタルの対象外になり、
必要であれば購入するしかありません。
※レンタル対象外になる福祉用具はこれです。
※セントケア・ホールディング株式会社・ホームページより参照

ですが、福祉用具を購入した際には、要介護度の低い、高いに関係なく、
1年間(4月~次年度の3月まで)、10万円まで、
福祉用具購入費の補助を受けることができます
福祉用具購入の補助はこんな流れです。
※株式会社トーカイ・ホームページより参照

 

2‐4・レンタルの費用は、月額料金です

福祉用具のレンタルは、
費用が1か月数百円から済むのでとてもお得ですが、
月のはじめ、1日から借りて20日に、事情により返品したとしても、
日割り計算は行ってくれませんので、注意してください。

原則、半月ごとに計算になっていて、
15日までに返品すれば、半額の請求になり、
16日に返品した場合には、1か月満額の請求となりますので、
レンタルする際には、事前に、
ケアマネジャーさんと福祉用具業者さんに確認してください。

 

2‐5・契約前に、お試レンタルができるか確認してください

車いすや介護ベッドなど、
体に触れる介護用品を借りる際に最も大切なことは、
その人の体のサイズに合っているか?
その人が、負担なく使うことができるか?
この2つです。

ですから、気に入った用具が見つかったとしても、
いざ使ってみたら、
「あれ?なんか変だな・・・。」
「この車いす、なんだか乗りづらい・・・。」

このようなことにならないために、
正式契約する前に、1週間くらいお試しでレンタル(無料で)ができるか、
ケアマネジャーさんに確認を行ってください。

多くの業者さんは、
このお試し期間でのレンタルに応じてくれますが、
こちらから問い合わせ無いと、そのまま正式契約となり、
使い勝手が悪くても、料金が発生することとなってしまいます。

「この車いす、気に入った!」となっても、
まずひと呼吸おいて、
「お試しで、何日か借りることはできますか?」
これを必ず、ケアマネジャーさんに確認してください。

 

 

 

3.通いも泊りもヘルパーさんも全部頼める、介護サービスとは・・・

在宅介護サービスには、たくさんの種類があって、
上手に使い分けると、介護者さんにとって、とても重宝するのですが、
複数の介護サービスを利用する際、少々面倒なのが、

1・複数の介護事業所と、サービスを利用するたびに、
1つ、1つ契約をしなければならないこと。

2・新しい介護事業所と契約するたびに、
ケアマネジャーさんにケアプランを作ってもらう手間が発生すること。
ケアプランって何?
※コトバンク より参照

3・ケアプランを作成してもらうと、
そのたびに、サービス担当者会議という、
サービス開始前の打ち合わせ会議を行わなければならないこと。
サービス担当者会議って何?
※介護保険制度 介護認定 保険料率 医療保険 より参照

新しい介護サービスを利用するためには、
以上3つの手間が発生します。

日ごろ、とてもお忙しい介護者さんにとって、
契約や打ち合わせの時間を、
その都度取るというのも大変だと思います。

そんなお忙しい介護者さんにとって
訪問(ホームヘルパーさん)、通い(デイサービス)、
そして、泊まり(ショートステイ)の3つの在宅介護サービスを、
1つの介護事業所を契約するだけで、すべてお任せすることができる、
介護サービスがあるのをご存知でしょうか?

その、在宅介護サービスは、
小規模多機能型居宅介護(しょうきぼたきのうがたきょたくかいご)という、
在宅介護サービスです。

訪問から、泊まりまで、
1つの介護事業所ですべて頼むことができる、
とても便利な介護サービスですが、

この在宅介護サービスにも、
メリット、デメリットがありますので、
その点について、これから詳しく解説していきます。

 

3—1.小規模多機能型居宅介護とは、こんなサービスです

では、この小規模多機能型居宅介護について、
例をあげて、サービス内容を解説していきます。

とある街に、
娘さん夫婦と同居している、高齢者Aさんがいました。

Aさんの娘さんは、隣町で、週3日~4日、
朝の9時から夕方4時まで働いています。

お婿さんは、自宅から、そう離れていない場所で、
正規職員として働いています。

お孫さんも1人いて、すでに、社会人として、
週5日、正規職員として働いています。

Aさんは、80歳をとうに超えていますが、
最近までは、自宅の庭で野菜の栽培、
近隣の田んぼで、お米を作っていました。

ですが、この1年の間に、数回、入退院を繰り返したことで、
物忘れの症状が出るようになりました。

以前であれば、ご家族が働きに出ている間、
1人で留守番ができていたのですが、
あるとき、娘さんが仕事を終えて、自宅に戻ってみると、
家の中から、なにやら焦げ臭いにおいが・・・。

娘さんが家の中を調べてみると、
台所のガス台の上に、空焚き状態になって、
焦げた鍋があったのです。

そうです、Aさんは、
鍋に火をかけたことを忘れていたのです。

その後も、ご家族が帰宅すると、
水が出しっぱなしになっていたり、
玄関のカギが開きっぱなしになっていたり・・・。

これはマズイと思った娘さんは、
次に行動に移ります。

 

3—2.デイサービスは夕方まで、でも仕事が忙しいと夕方までに家へ帰れない・・・

娘さんは、近隣の地域包括支援センターに電話をし、
家族が留守にしている間、Aさんのお世話を頼むことにしました。

まず、昼食のお世話で、
ヘルパーさんをお願いすることにしました。

ですが、ヘルパーさんを朝から夕方までお願いすることができず、
ヘルパーさんが帰った後、鍋を焦がしたり、水を出しっぱなしにするなどは、
その後も続きました。

これもマズイと思った娘さんは、
ヘルパーさんのサービスはいったん中止して、
娘さんが会社に行っている日だけ、
デイサービスで夕方までお世話を頼むことにしました。

新たに契約したデイサービスは、
朝の10時から、夕方の4時までAさんを預かってくれました。

お婿さんは、毎日帰宅が遅く、
お孫さんは通っている会社が遠いこともあり、
深夜に帰宅することもありました。

Aさんが、デイサービスから戻ってくる、
夕方のお迎えができるのは、娘さんだけです。

ですが、娘さんも、仕事が忙しい時期になると、
定時には退社できないことも多々あって、
その都度、Aさんのお迎えに間に合わすために、
会社に都合をつけてもらっていました。

仕事は忙しい。

でも、Aさんのお迎えのためには、
残業もしていられない・・・。

そんな日々が続き、娘さんは、
介護と仕事の両立に悩むこととなってしまいました・・・。

 

3—3.夜まで延長可能なデイサービスがあった!

悩んだ娘さんは、
もう一度、地域包括支援センターに電話をしました。

介護と仕事の両立が難しくなっていること。

でも、日中、
Aさんを1人にはしておけないことなど。

そんな娘さんの悩みや、
現状を聞いた、地域包括支援センターの職員は、ある提案をします。

「娘さん、この近所で、夜まで延長でお世話をしてくれるデイサービスがあるんですよ。」

「お迎えだけ娘さんがしてくれれば、会社が遅くなりそうなその日に電話をすれば、
夜の9時頃まで預かってもらえるかもしれませんよ。」

これを聞いた娘さんは、
その場で、夜まで延長可能なデイサービスの連絡先を聞き、
次の日には電話をして、サービス内容を確かめました。
その事業所は、
小規模多機能型居宅介護をサービを提供している、
介護事業所だったのです。

3—4.急な家族の用事にも柔軟に対応してくれるのが、小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護という介護サービスは、
1つの介護事業所で、訪問(ヘルパーさん)、デイサービス(通い)、
そして、泊まり(ショートステイ)も行うことができます。

サービス内容を聞いた娘さんは、その介護事業所と契約をし、
まず、娘さんが仕事に行っている日だけ、
デイサービスをお願いすることとしました。

残業になってしまった日には、
会社のお昼休みに、電話で延長を頼むことができるようになり、
残業になった日も、安心して仕事ができるようになりました。

ショートステイも利用することで、
介護で疲れた体を、休ませる時間が作れるようにもなりました。

通いと泊まり、訪問を、家族の都合に合わせて使い分けることで、
娘さんやご家族も、今までの生活スタイルを崩すことなく、
介護を続けられるようになったのです。

3—5.小規模多機能型居宅介護を利用する際の注意点

この、とても便利な介護サービスである、
小規模多機能型居宅介護ですが、
利用する際の、デメリットや注意点をこれから解説していきます。

まず、デメリットですが、
今まで利用していたヘルパーさんや、
デイサービス事業所が利用できなくなってしまいます。

利用できなくなってしまう介護サービスは、
以下サービスになります。

1・訪問介護(ホームヘルパーさん)
2・通所介護(デイサービス)
3・通所リハビリテーション(デイケア)
デイケアとはどんなサービス?
All About 健康・医療より参照

4・ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)
ショートステイって、どんなサービス?
All About 健康・医療より参照

5・訪問入浴
訪問入浴ってどんなサービス?
All About 健康・医療より参照

いままで、長くお世話になってきて、
ご家族も、ご本人も、続けてお世話になりたいと思っても、
この、小規模多機能型居宅介護の利用を開始すると、
以上5つの介護サービスを一緒に利用することはできなくなります。

また、小規模多機能型居宅介護を利用開始してみて、
「前にお願いしていたヘルパーさんのほうが親切だった・・・。」
「この間まで通っていたデイサービスのほうが、食事も良かったみたい。」

このように思っても、
小規模多機能以外のデイサービスやヘルパーさんを、
一緒に利用することができませんから、サービス内容に不満が出た場合には、
サービス利用を解除して、以前利用していた介護事業所と、
再契約をして、サービス利用を再開することになります。

また、料金体系も独自のものとなっていて、
要支援に認定されている場合、
要支援1の方は、3,403円(月額)
要支援2の方は、6,877円(月額)

要介護に認定されている場合。
要介護1の方は、10,320円(月額)
要介護2の方は、15,167円
要介護3の方は、22,062円
要介護4の方は、24,350円
要介護5の方は、26,849円

※この月額料金には、
ヘルパーさんとデイサービスの利用料金が含まれています。

利用回数に関しては、
おおむね週2~3回程度が多いようです。

また、宿泊の際の料金は別料金で、
1泊3,000円前後が多いようです。

上記料金以外には、
デイサービスや宿泊した際の食事代、オムツ代などが別途発生します。

利用したい場合には、
今までお世話になってきたケアマネジャーさんではなく、
小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーさんにケアプランを作ってもらい、
サービス利用開始となりますので、ケアマネジャーさんも変更となります。

忙しい介護者さんにとっては、
とても便利なサービスである、小規模多機能型居宅介護ですが、
利用する際には、デメリットや注意点があることを知っておいてください。

 

 

 

4.ショートステイ、福祉用具のレンタル、小規模多機能型居宅介護についてのまとめ

ここまで、
1・ショートステイ(短期入所生活介護など)
2・介護用具のレンタル(福祉用具貸与)
3・小規模多機能型居宅介護

という、在宅介護サービスの中でも、
代表的なサービスである、5つの中から、
3つの在宅介護サービスについて解説してきました。

この3つの在宅介護サービスには、
それぞれ、便利な点、注意すべき点、デメリットなどがあります。

在宅介護サービス代表的5種類の利用方法や注意点を徹底解説!前編
http://kaigojoho.com/homecare-service
でもお伝えしましたが、介護サービスを利用する前には、
それぞれのサービスの、メリットやデメリット、
注意点や料金体系などを知っておくことがとても大切です。

介護サービスのメリットやデメリットを事前に知っておくことは、
介護者さんの今の生活スタイルを崩すことなく、
介護を上手に継続するコツでもあります。

介護サービスを利用したいと思ったときには、
まず、ケアマネジャーさんに相談し、その時には必ず、

1・今、どんなことで困っているのか。
2・介護者さんの生活スタイルは、今どのようなものなのか。
3・どんなお世話をどれぐらいお願いしたいと思っているのか。

漠然としたものでいいので、
この3つを伝えることを覚えておいてください。

ここまで、前編、後編と分けて、
宅介護サービス代表的5種類の利用方法や注意点を、
できる限りわかりやすくお伝えしてきました。

今回お伝えしてきた内容が、
介護者さんの負担軽減に少しでもお役に立てること。

そして、利用される高齢者さんにとって、
日々を楽しく、生きがいを持って暮らしていただける、
お役に立てれば幸いです。

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