有料老人ホームを探すとき、絶対に失敗しないための‟5つの必須ポイント„

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現在日本は、
世界でも類を見ない超高齢者社会となっています。

平成26年9月の時点で、
65歳以上の高齢者人口は3269万人もの数に上り、
この3269万人という数は、
日本の総人口の4人に1人が65歳以上の高齢者ということになります。|

さらに75歳以上の高齢者に至っては、
昭和25年に4.9%でしたが、
平成26年には総人口に占める割合で12.5%となり、
日本の総人口の8人に1人が75歳以上となっています。

「内閣府 高齢者の健康・福祉」より抜粋

 

これに対して介護の担い手となる人たちの現状を見てみると、
同居している介護者が1日のうち介護に要している時間では、
「必要な時に手をかす程度」が42.0%と最も多く、
その一方で「一日のほとんど終日」も25.2%となっています。

これをさらに要介護度別にみてみると、
ほとんど介護の手間がかからない介護度の低い「要支援1や2」では、
「必要な時に手をかす程度」が最も多くなっていますが、
介護の手間が多くかかる要介護3以上では、
「ほとんど終日介護」が最も多くなっています。

要介護4以上になると、
半数以上が「ほとんど終日介護をしている」といったデータも出ています。

「内閣府 高齢者の健康・福祉」より抜粋

少子化が進み、
介護の担い手となるべき人手は常に不足しています。

核家族化も進み、
ひと昔前のように2世帯3世代が同居し、
おじいちゃんおばあちゃんを家で面倒見るといったことも少なくなっています。

長引く不況から共働き世帯も増え、
介護と仕事の両立が社会問題となっています。

このような社会情勢のなか、
家族の代わりとなって高齢者のお世話をする施設である、
有料老人ホームのニーズはとても高まっています。

家事や育児や仕事などと介護を両立し、
自分の休む時間も削って介護を続けてきたけれど、

「もう、限界・・・。」
「そろそろ、有料老人ホームでお世話してもらおうかな・・・。」

こんな事をお考えの方もいらっしゃると思います。

そのような方々のために、
老人ホームのなかでも最もポピュラーな介護施設である、
有料老人ホームについて、
入居するためにはどんな手続きをすればよいのか。

施設の所在地や空き情報や料金などの情報は、
どのようにして集めればよいのか。

有料老人ホームを探すときに
絶対に失敗しないための5つのポイントを、
これから順番に詳しく解説していきます。

 

 

目次

  1. 有料老人ホーム入居のために、まず何をすればよいのか?
  2. 有料老人ホームを地域包括支援センターで探してもらう。
  3. 家の近所に有料老人ホームが見つかった。次に何をする?
  4. 必須ポイント其の1「電話で問い合わせした時の対応で施設が見えてきます。」
  5. 必須ポイント其の2 「働いている職員さんはどんな人たちでしたか?」
  6. 必須ポイント其の3 「施設のトイレが汚れていませんでしたか?」
  7. 必須ポイント其の4 「施設の料金説明は、納得できるまで、何度でもしてもらう。」
  8. 必須ポイント其の5 「この施設なら死ぬまで安心ですか?」
  9. 有料老人ホームについて、最後にどうしてもお伝えしたいこと。

 

 

1.有料老人ホーム入居のために、まず何をすればよいのか?

それでは早速、
失敗しないための‟5つの必須ポイント„をお伝えしていきたいのですが、
必須ポイントをお伝えしていく前に、
これを今読んでいるあなたが施設探しで困らないよう、
施設を探す時のとっても大きな味方になってくれる場所をお伝えします。

いざ「有料老人ホームを探そう」と思っても、

「どこにどんな施設があるの・・・。」
「入居費用はどれぐらいなの・・・。」
「入居の条件はないのかしら・・・。」

探す前から、
こんな疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。

このような疑問に答えてくれて、
場所や料金なども教えてくれる、
そんな便利な場所があなたのすぐ近くに必ずあることをご存知ですか?

それは、
地域包括支援センターという介護保険の相談窓口です。

次の項では地域包括支援センターで、
どのように有料老人ホームを探してもらうのかについて、
詳しく解説していきます。

 

 

 

2.有料老人ホームを地域包括支援センターで探してもらう

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※参照:厚生労働省 地域包括ケアシステム
【出典:厚生労働省 平成25年3月 地域包括ケア研究会報告書より】

 

地域包括支援センターは、
介護保険制度で定められた介護保険の相談窓口です。

所在地や電話番号などはご自宅にある電話帳に必ず載っていて、
インターネットからでもお住いの地区の包括支援センターを
検索することもできますので参考にしてみてください。

全国の地域包括支援センター

 

地域包括支援センターは、
介護保険制度で定められた介護保険の相談窓口です。

センターには、
ケアマネジャー・看護師・社会福祉士の3名が必ず配置されています。

このセンターの主な役割は、
地域にお住いの高齢者さんの困りごとや、
介護者さんへ介護保険制度の活用方法、啓蒙活動などが主な役割です。
センターには常時、
ケアマネジャーや社会福祉士といった介護の専門家が配置されており、
介護の専門家がセンターの配置されている地区の施設の空き状況や、
入居の申し込み方法などの情報を常時把握しています。

忙しい毎日のなか
施設探しに時間が割けない家族の方や、
ご本人にとってとても頼もしい味方になってくれます。

相談する際には毎月支払いできる金額や、
入居させたいと思っている方の情報(お体の状態など)も一緒に伝えると、
その時に条件に見合った施設があれば、
より有益な情報を得ることができるでしょう。

相談や情報提供を行けることに関しては、
何度行っても料金は一切発生しませんし、
当然ですが個人情報の守秘もしっかりと行ってくれます。

入居を希望される施設が見つかった際の
施設とご家族様たちとのやり取りに関しても橋渡しをしてくれますので、
お忙しいご家族や御本人にとっても施設探しから入居に至るまで、
全般の相談を一か所で行えるというメリットがあります。

また電話での問い合わせも、
センターの開所時間内であれば可能ですから、
電話帳やインターネットでお住いの地区のどこにセンターがあるのか、
事前に調べておくとよいと思います。

 

 

 

 

3.家の近所に有料老人ホームが見つかった。次に何をする?

有料老人ホームについて、
部屋の空き状況や場所、
具体的な料金や入居するために必要な条件など、
それらの情報がある程度集まったら次にするべきことは何だと思いますか?

「ここだったら入居させたい。」
「ここにお世話になりたい。」と思った施設が見つかったとしても、
いきなり施設に問いあわせをして、
即契約!なんてことは絶対にしないでください。

有料老人ホームに入居するということは、
決して安くないお金が動くことですし、
入居するご本人にとってはその場所がこれから生活する家になるのです。
契約した後に、
「ここにするんじゃなかった・・・。」
「もっとよく調べておけばよかった・・・。」

なんてことにならないために、
ここからは有料老人ホーム探しで絶対に失敗しないための、
‟5つの必須ポイント„について順を追って解説していきます。

 

 

 

 

4.必須ポイント其の1

「電話で問い合わせした時の対応で施設が見えてきます。」

まず「ここが良い。」と思った施設に電話で、
空き状況を確認して見学の申し込みを行ってください。

その際、
電話に出た職員の対応も施設を選ぶ際のポイントとなります。

正規職員、パート職員さん、
電話に出た職員さんがどんな人であれ、
常日頃から問い合わせの電話に対して、
施設がきちんとした教育を行っているかが電話の対応1つで見えてきます。
例えば電話に出た人が、

「今ちょっとわかる人がいないので・・・。」
「また、後でかけなおしてもらえますか。」

こんな対応をするようであれば、
この施設はちょっと考えものです。

有料老人ホームという介護施設であっても、
入居者さんからお金をいただいて運営しているのですから、
電話の対応1つキチンとできない施設では不安が残ります。

問い合わせを行った時に担当職員が不在であっても、
「では、後ほど、担当の〇〇よりご連絡差し上げますので、ご連絡先を頂戴しても宜しいでしょうか。」

最低限、
これぐらいのこともできない施設でないと、
ちょっと注意が必要かもしれません。

 

 

5.絶対に失敗しないための必須ポイント其の2

「働いている職員さんはどんな人たちでしたか?」

 

電話で問い合わせ行い、
ようやく見学の日時も決まった。

では見学に行ってみたとき、
その施設で働いている介護職員さんはどんな人たちか?

これが入居後に支払っていく料金と並ぶとても大切なポイントです。

ようやく、
「入居させたい。」と思う施設が見つかった。

入居の条件に問題なければ即契約しできるだけ早く入居したい。

入居できる施設を探されているご家族や御本人からすれば、
「とにかく、早く入居したい!」
このおもいでいっぱいだと思います。

しかし、
ここで入居を決める際、
絶対に確認してほしいポイントがあるのです。

それは施設を見学された際、
施設の職員さんたちはどんな人たちでしたか?
若い人が多かったですか?
それとも年配の人が多かったですか?

施設の中を見学している時に職員さんのほうから、
「こんにちわ。」
「ありがとうございます。」と元気に挨拶してくれましたか?

それとも挨拶もそこそこに、
あたふたと忙しそうに駆け回っていませんでしか?

その施設に入居されている入居者さんに対して、
きちんと「○○さん〇〇ですね。」と敬語で会話をされていましたか?

「○○さん、〇〇だよね~」などと、
入居者さんに対して、
友達のように会話をしていませんでしたか?

高齢者さんに対してキチンと敬語で接する。
来客者に対してこちらから挨拶をする。

とても残念なことですが、
こんな基本的なことすらできていない介護施設が稀に存在します。

見学の際には、
働いている職員さんたちはどんな人達だったか?

これはとても重要なポイントになります。

今までお世話をしていた家族を、
赤の他人に預けることになるのです。

そしてお世話されていたご本人にとっても、
今まで会ったことも話もしたことがない、
どんな人間かわからない人にこれからお世話をされるわけですから、
見学の際に施設で働いている人はどんな人たちだったかよく見極めてください。

 

 

 

 

6.絶対に失敗しないための必須ポイント其の3

「施設のトイレが汚れていませんでしたか?」

見学した際、
必ず見てほしい施設の‟ある場所„があります。

それはトイレです。

施設の中には入居者さんのお部屋や、
お部屋の外の共用部分などに、
複数のトイレが設置されていると思います。

見学した際、
入居者さんのお部屋のトイレが汚れているようであれば、
職員さんが小まめに入居者さんのお部屋を見ていない可能性があります。

また共用部のトイレが汚れているようであれば、
日々の業務の中でトイレの掃除が、
おざなりになっている可能性もあります。

まして、
事前に見学者が来荘することが分かっているのに、
見られる可能性が高い施設の共用部の掃除ができていない。

入居者さんが日々気持ちよく生活するために、
最も基本的なことなのにこれが徹底されていない。

それも入居者さんが毎日使う、
トイレの掃除ができていない。

家にいるときであれば、
トイレが汚れていた時に気軽に家族に頼むことができますが、
施設に入っている入居者さんたちはどうしても、
赤の他人である介護職員さんに何かを頼むことが遠慮がちになっています。

それも一番頼みずらい、
トイレの掃除をお願いするのですから、
こういった配慮ができていない。

もしくは、
こういった対応を心掛けるように、
施設の中で教育ができていない可能性もあります。

このような施設は要注意です。

 

 

 

7.絶対に失敗しないための必須ポイント其の4

「施設の料金説明は、納得できるまで、何度でもしてもらう。」

有料老人ホームの料金体系は、
施設ごとに様々な設定がされていて、
入居契約時に入居金として数百万円の費用が発生する施設もあれば、
最近では入居金0円などとうたっている施設もあります。

では、
入居金が0円の施設に入ればお得なのか?と思うかもしれませんが、
入居時に入居金が発生しない代わりに、
毎月のお家賃に上乗せされる料金体系になっていたりしますので注意が必要です。

入居金の扱いも、
大体の施設が「入居後〇〇年での償却」を謳っていますが、
この「償却期間」に関しても施設によって様々です。

また償却期間が終わった後も継続して入居ができるのか、
それともまた新たに契約を結び、
入居金をもう一度収めるのか。

ここも施設によって対応が様々ですので、
長く入居する予定であれば先のことまで、
事前に確認をしておいたほうが良いでしょう。

また、
月額設定された家賃以外にどんな費用が発生するのかを、
書面と口頭でこちらが理解できるまで何度でも説明してもらってください。

介護付きの有料老人ホームの場合、
基本の家賃以外に要介護度に応じた介護料金が発生します。

施設によっては、
「おむつ交換1回につき〇〇円」
「お風呂の介助1回につき〇〇円」
細かい施設だと、
「お部屋に新聞を届けたら、1回〇〇円」や、
「お散歩の付き添いで1回〇〇円」などと、
細かく設定している施設もあります。

入居後に初めて請求書が届いたとき、
「何?この料金は?」なんてことにならないように、
入居後と入居前にいったいどれぐらいの費用が必要なのか?

入居後はどれぐらいの費用を毎月支払うのか、
理解できるまで何度でも説明を受けてください。

施設の入居契約書には、
こちらでは理解できないような専門用語も書いてありますし、
書類が何ページにも及び正直読むのが面倒になる場合もあります。

また契約時、
説明してくれた職員さんが料金の説明にあまり慣れていない人だと、
更に理解に苦しむことになります。

契約後で思い返してみて、
「あれはいったい何のことだったっけ・・・。」
「やっぱりよくわからないことがある。」

このように思ったら何度でも説明をしてもらってください。

料金のことすら満足に説明できないようであれば、
その施設は間違いなくブラックな施設です。

 

 

 

 

8.絶対に失敗しないための必須ポイント其の5

「この施設なら死ぬまで安心ですか?」

見学も無事終わった。

料金についても納得できるまで説明してもらったし、
施設の雰囲気や働いている職員さんたちも、
活きいきとして礼儀正しい人ばかりだし、
本人も「ここに入居してもよい。」と言っているし「ここで契約してもいいかな?」

ですが、
ここでもう一つ大切な確認事項があります。

それは、
契約しようとしている有料老人ホームでは、
ターミナルケアを行っていますか?
ターミナルケアを行っていませんか?

ここをぜひとも確認してほしいのです。

ターミナルケアとは、
簡単にご説明すると入居された方が、
死ぬ間際になったときご家族が家に引き取ることが困難な時、
入居している施設が死の瞬間まで看取る介護を行うこと。

これをターミナルケアといいます。

人間だれでもいつかは最後の時を迎えます。

その時を何処で迎えるか?

これは「有料老人ホームに入居をする」と考えられたら
同時に考えていただきたいのです。

ご高齢であれば急に体調を崩されて、
長期の入院になることもあるでしょう。

その後に無事体調が回復されたとしても、
寝たきりになってしまうかもしれません。

食事がご自分では食べられなくなってしまうかもしれません。

トイレに行くこともできなくなってしまうかもしれません。

このような時、施設によっては、
「車椅子での生活になってしまったら、申し訳ありませんが別の施設に移っていただきます」
「寝たきりになってしまったら、病院に入院して戴きます」このような施設もあります。

ですが、施設によっては、
「当施設では、ご家族とご本人の了解を戴ければ、最後の看取りまでお世話します」

簡単に言えば
「御本人が死ぬまで施設でお世話します」

このような施設もあります。

これは施設によって、
対応してくれる施設と対応ができない施設がありますので、
もし最後の時をご家族で対応することが困難であるならば、
施設の見学や問い合わせの際には必ずご確認して戴きたいと思います。

 

 

 

 

9.有料老人ホームについて、最後にどうしてもお伝えしたいこ

現在、
有料老人ホームは急激に数を増やしています。

これは超高齢社会となり、
介護を必要とする高齢者が増加の一方である現状にも関わらず、
介護保険施設である特別養護老人ホームが全く足りていない現状。

特別養護老人ホームとは?

国の介護保険という制度がすでに崩壊していて、
介護への予算を振り分けることする困難であることから、
介護を必要とする高齢者の受け皿になるべき、
特別養護老人ホームに振り分ける予算が不足している現状。

※特別養護老人ホームが不足している。

こういった現状を見た民間業者が、
介護をビジネスとして捉えて全国各地に有料老人ホームをオープンさせています。

ですが、
もともと介護のノウハウを持っていない、
民間業者(建設関連、飲食関連など)の参入も多く、
この数年で老人ホームで痛ましい事故も多く発生しています。

事故にあわれた入居者さんやそのご家族様も、
「この施設なら、お世話を頼める。」
「これだけのお金を払ったんだから、大丈夫だろう。」
きっとこんなことを考えていたかもしれません。

ですが介護とは、
人が人をお世話するビジネスです。

入居者さんは今まで会ったこともない赤の他人に、
今までお世話をしてくれていたご家族の代わりに、
自分のお世話を頼むのです。

ご家族は、
今まで毎日家でお世話をしていた大事な家族を、
どんな人なのかわからない他人に世話をお願いするのです。

有料老人ホームに入居するということは、
入居して生活してみなければわからないことも多くあるかもしれません。

でも入居契約後に、
「部屋の使い勝手が悪い」
「職員の対応が乱暴だ」
「食事が美味しくない」
「他の入居者と上手くやっていけない」等

実際に入居してみたら色々と不便が出てきたけど、
すでに正式に契約は締結してしまった。

そんな事態になってしまっても、
こんな問題を抱えながら毎日暮らさなければならないのはご本人です。

そんなことにならないためにも、
「早く施設を探して、すぐにでも入居させたい。」

こんな風に慌てて施設に入居して失敗しないように、
施設入居で絶対に失敗しないための5つの必須ポイントをお伝えしてきました。

もう一度、
5つの必須ポイントをお伝えします。

 

必須ポイント其の1
「電話で問い合わせした時の対応で施設が見えてきます。」
これは電話で見学の問い合わせをした時に相手の対応でその施設のカラーが見えてくる。
このようなことをお伝えしました。

必須ポイント其の2
「働いている職員さんはどんな人たちでしたか?」
ここでは実際に見学に行った際、
そこで働いている職員さんをよく見てほしいこと。
そして、そこで生活されている入居者さんに対して
相手を敬った態度で接することができているか。

年配である高齢者さんに対して、
「〇〇ちゃん。」
「ちょっと待って!」なんて、言葉で話しかけているようであれば、
施設のモラルに問題あるかもしれません。
このような内容でした。

必須ポイント其の3
「施設のトイレが汚れていませんでしたか?」
この項目では入居者さんが最も気にする場所である、
トイレの掃除が行き届いていないということは、
入居者さんに対しての配慮に欠けているのではないか。
家にいるときであれば、
一緒に暮らしているご家族が何も言わずに掃除してくれていたトイレ。
自分が汚してしまっても家族に頼むことができたトイレの掃除。
それを他人に頼まなければいけない、
入居者さんの気持ちを理解するという配慮に欠けているかもしれない。
こんなことをお伝えしました。

必須ポイント其の4
「施設の料金説明は、納得できるまで、何度でもしてもらう。」
ここでは一般の方には複雑な有料老人ホームの料金について、
納得し理解できるまで何度でも説明を受けてほしい。

入居金は?
毎月の費用は?
それ以外に発生する費用はないのか?
入居金の償却は何年なのか?

こういった、入居時に支払う料金や、
入居後に毎月支払う料金について、
後になって「そんなこと聞いていなかった。」
このようなことにならないように納得するまで説明を受けてほしい。
これができない施設であるのなら入居を控えたほうが良い。
このようなことをお伝えしました。

必須ポイント其の5
「この施設なら死ぬまで安心ですか?」
ここでは、ターミナルケアを行ってくれる施設であるか?
そうではないのか?
これを確認してほしいことをお伝えしました。
施設に預けることができやっと介護の負担から解放されたと思ったら、
「寝たきりになったので、お家に引き取ってください。」
「歩けなくなったので、家に戻ってもらいます。」
こんな施設もありますから、
「介護の負担が大きくて施設に預けた。」
「出来れば、最後まで世話してほしい。」
ここは重要なポイントとなりますから、
契約をする前に必ず確認してほしいことをお伝えしました。

 

以上5つの必須ポイントを、
簡単にではありますが、最後にもう一度お伝えしました。

ですが、
この5つの必須ポイントを全て備えている施設が、
素晴らしい施設であるかといえば、そうではありません。

なぜなら、
施設に入居するということは、
赤の他人に自分の世話を頼み、
そのうえ、今まで有った事も話したことも無い、
すでに入居している人たちと毎日顔を合わすことになるんです。

慣れない環境と初めての対人関係。

初めてだらけの環境の中での生活で、
御本人のストレスは相当なものになるでしょう。

入居されるご本人にとっては、
人生の残された時間を過ごす大切な場所を選ぶことになります。

それまでお世話をされてきたご家族にとっては、
自分の家族を赤の他人に預けることになるのです。

ここまでお伝えしてきた内容が、
ここまで読んでくださったあなたにとって、
少しでもお役に立てることができたら幸いです。

そしてご本人とご家族にとって、
良い有料老人ホームを選ぶことができ、
お互いに幸せな時間を持つことができることを願って。

 

 

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